海外渡航移植 いつまで続けさせるつもりか?

日々発信される移植関連のニュースをウォッチしていますが、海外渡航移植についてもよく目にします。

主に小さい子供達ですが、その移植に対して支払うデポジットは年々高騰している。

先日、渡米されて移植手術を受けられた沖縄県の希羽ちゃんもその一人。

ご家族が募金活動を開始する際に記者会見を行いましたが、今でもその映像が心に残っています。

渡航移植で見込んだ総額は3億2千万円。プチは何とか集まったという印象です。

もう、募金で賄うのも限界だろうと思います。

 

希羽ちゃんの故郷である沖縄にある沖縄タイムスが社説を出した。

[希羽ちゃん手術成功]笑顔の帰国 待ち遠しい

渡航移植の是非 世間の反応は?

海外渡航移植のニュースがあると、そのコメント欄には毎回同じような書き込みが散見される。

一部を取り上げてみます。

 

・渡航先の移植待機順へ割り込むのは酷すぎる。金で解決するのが日本人なのか。

・募金で割り込み費用を募るのはおかしい。家を売ったり借金してでも親が工面すべき。

・渡航費用があれば国内でどれだけの子供達が救われるのか。

 

上記以外にも色々と書き込まれます。

プチはそれらを可能な限り見ています。

(書き込まれる方は偏っていると思いますが)世間はどのように感じているのか。というのを知ることは国内での移植医療を定着させる活動に貢献するために不可欠だと思います。

なぜメディアは伝えない

デポジットについて明確に説明している記事がない。

色々情報を漁りましたが、正確なものは出てきません。

これは海外渡航移植というものが1件1件例外という行為だからでしょうか。

 

そこで誤解されること。

そのお金は本当に割り込み費用なのか?

本当に割り込んでいるのか?待機順に加わるだけではないのか?

 

唯一それらしい記事(ちょっと古い)がありましたが、真偽は怪しいです。

コチラ

世界の臓器提供者数

日本で移植医療が普及していない事は、世間にも知られていると思います。

ただ、海外にくらべてどれくらい普及していないのか知っている人は少ないでしょう。

 

少し古い統計ですが、世界各国の臓器提供者数のグラフがあります。

出典:日本移植学会 「臓器移植データのQ&A」より

人口数に比例していない

アメリカの臓器提供者数が多い(日本の288倍)のは何故でしょう?

日本よりも人口が多いから?

 

 

お隣の韓国はどうでしょう。

日本に比べて93倍の提供者数です。

2011年における韓国の人口は約5000万人であり、日本の半分にも満たない。

香港、台湾はもっと人口が少ないですが、日本より臓器提供者数が多いです。

何故なのか?

 

もっと活発に議論をして欲しい。

そしてマスメディアはその事実を世間に出して欲しい。

個人的には日本も他アジア国と同じポテンシャルを秘めているように思います。

BTT(bridge to transplant)のためのデバイス開発も重要だと思います。しかし、根幹である移植医療が普及しない限り最大限の結果を出すことができません。

何となくですが移植医療啓発で「韓国」というワードを出すのも有効と思います。

韓国と競争心を持っている方も多いと感じているので・・・

 

人それぞれ思いも意見も違うと思います。

皆さんは移植医療に対してどう思いますか?

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    (月曜日, 21 11月 2016 23:55)

    結局、デポジットはネットで批判されてるような「割り込み料」なんでしょうか?
    「お前が助かってもそれで一人の人間が死ぬかもしれないんだぞ」
    海外移植というと必ずこのような批判あって炎上します。
    自分もそうなのかと思っていたのですが、どうも誤解があるようです。
    でも調べても調べてもはっきりした答えが出てきません。
    >デポジットについて明確に説明している記事がない。
    >色々情報を漁りましたが、正確なものは出てきません。
    確かにこの通りです。リンク先の記事も明確ではありません。
    ネット上の勝手な批判ではあったとしても、これだけ批判されるデポジットが
    どういうものなのかはっきりとした答えがいまだにないことが不思議です。
    メディアもほとんど問題として取り上げていません。
    違うなら違う、誤解があるならあると公式な見解を出さなければ
    いつまでも勝手な批判は続くと思うのですが・・・