食べることができない生活を経験したことはありますか?

一、二食抜かすのではなく、日単位あるいは月、年単位で食べることも飲むことも出来ない状況になったとしましょう。

どんな生活を想像できますか?

※今日は頭が痛いこともあり乱文乱筆にて失礼いたします。いつもか・・・

プチの体験

「少しの間」だけ飲食が許されなかった時がありました。

絶飲食は3週間くらいだったかな?

どうしても耐えられず、ICUで氷を舐めさせてもらった記憶があります。

やっと飲む行為が許されたものの、初めは一日わずか20cc。

しばらく制限される日々が続きました。

食べ物は鼻から腸までチューブを通す経腸栄養でした。

挿入されているチューブが何度も喉近くへ上がってきてしまったり、チューブを再挿入したり辛い経験がありました。

 

経腸栄養も体内から上がってくる臭いに耐え切れず、何度も吐いていました。

一般病棟へ上がってしばらくしてから、ペースト食が出された。

しかし、食欲は皆無。

食べてみるも吐き出しそうになり、一口二口で食べることを諦めた。

しかし、身体が元気になっていくにつれ「食」への欲求が高まっていく。

 

あれが食べたい。

 

コレが飲みたい。

 

食事ってこんなにも素晴らしい事なんだ!!

今だから心からそう思えます。

しかし、誰もが経験できるわけではない

医療者も同じ。

でも、その思いをくみ取って行動している方もいらっしゃる。

一週間ほど前にNHKで放送されたコチラの番組。

 

プロフェッショナル 仕事の流儀

~食べる喜びを、諦めない~

看護師・小山珠美

私が番組内容を紹介するとせっかくの良い内容がになってしまうので無しということで。

番組の詳細はコチラをどうぞ。

プチの感想

小山さんの「病気」よりも「」を深く見る姿勢に感動した。

本当に当事者やその家族に成り代わって考え、行動をされている姿にジーンと熱いものがこみ上げてきました。

そして、生活の中で「食」がいかに大切なことなのかを改めて考えるきっかけとなりました。

頭の中でフラッシュバックした「食」への想い

弟はどんな気持ちで入院生活を過していたのだろう?

食に限らず、どうしても色々と考えてしまいます。

 

最後は意識のある中でコーラを飲ませてあげたかった

 

それが心残りです。

世の中、私より辛い状況の方は沢山いる。

自分なんかはまだまだ「マシ」だ。

 

もし自分が意思を示せない程に「失行」したらどうして欲しいか?

可能な限り口から飲食させて欲しい。

たとえ「それ」が理解できていなくても。

それでも生き抜くことが最優先だから、口がダメなら他の手段もやむ得ない。

プチが退院してから思っていること

患者ではなく人間としての「尊厳」を大切にして欲しい。

ただ、人によって尊厳の考え方は違うと思う。

だから「いざという時」が起ってしまった場合、この人はどんな風にして欲しかったのだろう?

周囲はそんな事を思うのです。

家族とコミュニケーションをとり易い方は普段から沢山話せばいい。そのコミュニケーションから感じることができるかもしれない。方法は人それぞれ。沢山ある。

 

これは臓器提供意思表示についても同じように思えます。

意思表示を書くことも重要だと思いますが、何らかの形で自分の考えや想いを伝えておくことが一番重要だと思います。

意思表示カードの「提供する」が選択されていても、残された家族はその紙一枚で全てを割り切れますか?

ストレートに話さなくてもいいし、何かのニュースをきっかけにしてもいい。

その人なりの方法でパンくずを撒いておく

プチは話すのが苦手です。それに一人が好きで、人見知りです。

それでも補助人工心臓を装着している限り「いざという時」がくる可能性は高い方だと思います。

だからブログや日記へその時々の思いをパンくずとして散りばめています。。

それは残される立場を経験しているから。

 

今となってはこの貴重な体験を「」へ回さずにはいられない気持ちがあります。

だからこんなにも一人好きなプチが一生懸命活動しているわけです。

プチのパンくずは?

このブログと日記がメインです。

しかし、昨年度末よりノート(闘病Memo)が追加されています。

これはメモですが、その中には素直な感情を書きなぐっています。

今回のブログ記事もこちらより書き起こしたものです。

 

いざという時はブログ、日記、メモ(闘病Memo) を見てください。

これからも沢山のパンくずをそこへ撒いておきます。

当然、パンくずを拾わせないよう自分なりに努力はしますのでご安心を。

facebook等でシェアしていただけると幸いです。

発信を続ける以上、多くの方に知ってもらいたいと考えております。

移植医療啓発に少しでも役立てればと思います。

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コメント: 2
  • #1

    happy (火曜日, 24 5月 2016 16:36)

    私と同じ経験したんですね!
    私の周りさえ、同じ経験をした方はいなかったんですよ!

    神の水を口にしたんですね!

    移植して弟さんの分まで美味しいものを
    口にしてください

    あれから私は本当に水が好きになって
    自宅ではケーキ、ドーナツを食べる時でも
    水です(爆笑)

  • #2

    プチ(管理人) (火曜日, 24 5月 2016 21:58)

    「神の水」
    まさしくその表現です!!
    拝借させていただきますw

    私の神の水は二日目で「いろはす」→「いろはす(温州みかん味)」へ変化しちゃいました。
    まさかの2段構えの衝撃w
    20ccをどうやって長く楽しむか?ICUでそんなことをずっと考えていましたね・・・

    沢山美味しいものを食べたいですが、生牡蠣はもうたべれない・・・
    非常に残念です。絶対当たらない生牡蠣作ってくれないかなぁ^^;
    ケーキ、ドーナツにはお茶がいいですね。