第三回誰でもVAD交流会 開催レポートその4

ワークショップを開催

人間の三大欲求は?
人間の三大欲求は?

何かを「教える」というのではなく、みんなで今までの闘病生活を振り返ってみることから始めようと企画してみました。

 

まずは各々でワーク。

よく三大欲求という言葉を耳にすることがあると思いますが、自分が考える三大欲求を文字にして書き出してみました。

 

真剣に取り組む皆さんの様子

こんな感じで皆さんへ書き込んでもらいました。

普段から「三大欲求は?」なんて考えている方は少ないと思われますが、実際に考えてみると3つに絞りきれない様子の方が多数。

私自身は参加していないのですが、少し離れたところから見ていて一人結果を想像していました。

 

結果は・・・

写真を撮っていませんでした。どうもすみません。

 

 

やはり人それぞれ違うということが分りました。

ここで「欲」というワードへ興味を向けてもらえたので、次へ進みます。

闘病中の欲を書き出してみよう!!

あえて白紙に近い用紙を皆さんへお渡ししました。

ここで幾つかのルールを付け加えてみました。

 

<大ルール>

闘病中の欲を付箋紙へ完結に書き、

各々の用紙へ張り出す。

<小ルール>

・一番左を闘病開始時とする。

・一番右を現在とする。

・大きなイベント(VAD装着や移植等)がある場合は

 真中をイベント時期にする。

・一つの時間の区切りで複数の欲がある場合は、一番強かったと思う欲を書き出す。

皆さんこれまでの闘病生活を振り返り、付箋紙へ書き出し中。

ちょこっと「お伝え」

知っている方も多いと思いますが、ここでアメリカの心理学者「マズロー」の欲求5段階説を簡単にお伝え。

プチなりにお絵かきしてみました。

 

※お伝えした内容の詳細は割愛します。

google等で検索すれば分りやすい説明が沢山Hitすると思いますので、そちらをご参照ください。

マズローの欲求5段階説
一応自作です・・・

そして、こちらの用紙を皆様に配布いたしました。

 

 

先ほど「闘病中の欲」を時間軸で書き出しました。

次は、書き出した欲がどのような欲求なのかを「マズローの欲求5段階説」へ当て込んでみました。

 

簡単に書くと

横軸に「時間」

縦軸に「欲求の段階」

としてみました。

 

これを全員で同じ模造紙へ付箋紙を貼り付けてみました。

皆で.ペタペタと付箋紙を貼っていきます。

私は参加しておりませんが、貼り付ける場所に悩んでいるときには横から少しだけ(?)意見をさせていただきました。

このワーク自体は自分自身で何度もやっていますが、この悩んでいる時間がとてもいい!!

それがこのワークの大きな目的です。

結果

ちょっと失敗しました。

次回以降の課題

 

・VAD装着者本人、介助者など立場で付箋紙の色を分ける。

 もしくは立場ごとのグループワークとする。

・お互いに相談しながら貼り付けられるように時間にゆとりを持つ。

 

 

<プチコメント>

「V字か右肩上がりの結果になるだろうなぁ」とは思っていました。しかし、それぞれ歩んできた闘病生活は異なるものであり、色々と幅があることを再実感することができました。

このワークには正解を用意しておりません。

ご自身の闘病におけるイベントや欲を整理、書き出すことで自己理解を深めることができたなら正解だと思います。

そしてこのワークを実施したかった理由の一つがコチラ。

 

この交流会へ参加され方は、どちらかというとご自身の状態がよく、ポジティブな方と推測しておりました。

5大欲求説でいうところの「安全欲求」が満たされ始め、「社会的な繋がり」を求めている状況。

その先にある「尊厳欲求」が私自身においても一つの壁だと考えています。

それぞれが先へ進むために

社会的な繋がりは学校、会社、地域活動など数え切れないほどあり、VAD交流会もその一つと思います。

その輪の中へ入ると「認めてもらいたい」、「尊敬してもらいたい」という欲が芽生えてきます。

 

 

一つの例として「会社でよい成績をとって」

 上司より「よく頑張った!!」

 同僚から「お前スゲ~な!!」

 

そんなシーンを欲することに心当たりはありませんか?

それを何度も繰り返しクリアしていくことで自信や力がつき、次の「自己実現欲」へ発展してくるのではないでしょうか?

 

今の私の中では具体的に

「子供が二十歳になるまで生きたい」

「同じ悩みを抱えている人達へ貢献したい」

「移植医療普及へ少しでも貢献し、将来同じような経験をする人を少しでも減らしたい」

というな想いが芽生えてきます。

仲間全員で自信・力をつけあう

まずは相手の話を聞いてあげること。

そして相手が自分の話をちゃんと聞いてくれていると思ってもらえること。

 

実践しているようで実際には出来ていなかったりします。

結果的に自分の話や意見を一方的に述べていないだろうか?

私には思い当たる節が沢山あります。。。

それはVAD交流会だけなく会社や家庭でも同じです。

 

 

簡単でもいいのだと思います。

 

 うん、うん

 

 そうだよね~

 

など、言葉や動作で相槌をする。そして、ちょっとオーバーにリアクションしてみるのも良いでしょう。

これが簡単に相手の尊厳欲求を満たすことができる手の一つではないでしょうか?

自分がして欲しいことを相手にしてあげる。

それを済ましてから自分の思いや考えを伝えてみる。

これが今のVAD患者本人や介助者同士で必要なことだと思います。

 

その話相手を見つけるきっかけとしてVAD交流会があればよいのだと思います。

色んな人と話をしていくことで徐々に自分の進むべき道を見つけ、歩んでいけるのではないでしょうか?

今はそんな想いでVAD交流会を開催しております。

これまでオンラインでのVAD会参加を避けていた理由の一つとして、この「相槌」を相手に伝えることが難しいと思っていたからです。

 

実は、この先に更に突っ込んだワークショップを用意しているのですが当面お預けにしたいと思います。

VAD交流会の開催実績が増えてきましたら実施したいと思います。

facebook等でシェアしていただけると幸いです。

発信を続ける以上、多くの方に知ってもらいたいと考えております。

移植医療啓発に少しでも役立てればと思います。

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