意思疎通の手段が奪われる

今日は回想を含めてお届けしてみます。

手術で辛かったことの一つ

手術後の事はたまに書いますが、手術後は1ヶ月程度寝たきりでした。

体調を崩してから手術までに10キロ近く痩せていましたが、術後の1ヶ月でさらに10キロほど痩せました。計20キロですね・・・

元々太っていたのですが、どうやら脂肪より筋肉の減りが早く多かったようです。都合の良く脂肪だけ先に落ちるということは無いようです。^^;

手術後は色んな辛いことがありましたが、ある程度日数が経ってきて辛かったことの一つが筋肉の衰えでした。

ひらがな一文字さえ伝えられない

人工呼吸器をつけている間の伝達手段は当然ながら声ではありません。

その前に、当時は人工呼吸器が装着されていることすらあまり理解できていなかったと思います。

初めは手を握り返して反応したり、アイコンタクトだった気がします。

 

しばらくして筆談という手段を与えられましたが、これが堪らなく辛かった。

そもそも腕が上がらない。腕を上げなくても書けるようにしてもらいましたが、手もろくに動かないのでペンをポトポト落とす。

ひらがな一文字も書くことができませんでした。

文字盤を出されましたが、それさえも出来ない。

とてつもないフラストレーションを感じた記憶だけはハッキリと残っています。

 

 

なぜ伝わらないのか?

 

全てが嫌になってペンを握らなくなりました。

それでも何か意思を伝えたく、呼吸器が入って喋れない状態なのに何かを話そうとしていたようです。

一つだけ叱られたことを覚えています。せん妄状態だったので、本当に正しい記憶かは分りませんが、看護師さんへ何度も訴えました。そして何度も耳を傾けてくれました。

 

 

 

殺してくれ

 

今の私からはしてみれば、そんなこと絶対言いません。しかし、当時はそんな弱音を吐いていました。

看護師さんは私が訴えている内容を察してくれたようで、宥めてくれました。

何故こんなにも意思疎通ができないのか。そのことが大きな悩みだった時期がありました。

座位が難しい

人工呼吸器もはずれ、徐々にリハビリも始りました。

初めはベッド上での座位。久しぶりに上体を起こしたので、酷く頭がクラクラして目が回りました。

何度か練習するうちになれましたが、それでも一人で上体を維持することはできず、しばらくは支えてもらっていました。

書きたいことは沢山あるのですが、キリがないのでこの辺で終わります。

VADあるある ICU編は次回VAD会で発散しよう♪

 

なお、次回VAD会を企画中(企画してもらている?)です。

何処で開催するかはお楽しみです♪

移植手術を意識して

移植手術でも術後直ぐには動けないので筋力が衰えることでしょう。

ある程度は筋肉を維持して望みたいものです。そんな考えもあって、部屋で出来る運動を増やそうと考えていました。

なぜ部屋かというと、昼間は在宅勤務して外に出れないからです・・・

マッチョになる必要はないですが、スリムにはなりたいですね。^^;

 

ココまでは無理ですよ・・・

コントローラーの形状を見るとHeartMateⅢのようです。

別に筋肉マニアでも何でもありませんが、このドキュメンタリー映画も見ました。若き日のシュワちゃんが素敵で、色々な意味で楽しかったです。

腕や肩回りのトレーニング

脚は自分の自重だけで十分です。通称スロートレーニングで鍛えられます。

ゴルフでの筋力作りもスロトレで作ってましたね。終わったときの筋肉の疲労感が心地いいです。

実は何ヶ月も前から準備していたものがあったのですが、体調を崩したりで使わずにしまっておいた道具があります。

ペットボトルでは物足りない

ダンベルがあればよいのですが、不要になったときの処分が面倒です。

当初は中身の入ったペットボトル(500ml)を使っていましたが、今となっては重量不足です。2Lで丁度よい重さなのですが、何度か手からすべり落ちたことがあります。その時は脚に当たらなくて良かったのですが、万が一を考えてやらなくなりました。

 

そこで思いついたのが、100均で売っている水を入れて使うダンベル。

安くて処分も楽じゃね?

1リッターの水が入るので、約1キロ。ちょっと軽いですがこれで我慢です。

 

 

しかし、安いものには訳がある。

水が滴るのですよ・・・

というわけで不要物となってしまいましたが、捨てずに取っておきました。

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水より重いものを詰める

これだけに買ったわけではないのですが、砂利より一回り大きい礫を詰めてみました。

体重計で量ったところ、約1.5キロでした。持ちやすくて丁度良さそうです。

細かいものにすればもう少し重量が増しそうですが、容器が壊れそうなのでやめました。流石にこの商品で2倍の安全係数はないと思うし、細かい砂だと壊れたときの片付けも半端なさそうなので・・・

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さぁ、ブログも書いたことだしシャワーを浴びて消毒しよう!!

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コメント: 4
  • #1

    吉田こころ (火曜日, 13 9月 2016 09:46)

    皆さん同じ感じですね。
    私も1年半で気管切開5回もしました。
    口から首からと何回変わったか。
    声が出るまで5ヶ月かかった。
    術後2週間は眠ってると言われてたのに次の日から目覚めてて親が来たときは筆談で帰らないでって言ってたとか。
    ICUではとても良くして貰っていたのでお喋りも筆談でたくさんして苦痛な事も多かったけど私はICUが大好きです。
    飲めない時、スポンジに水を含ませて凍らせてくれたり身体が暑くてしんどいときは冷水で髪の毛を洗ってくれたりとリクエストに応じて貰いました。

    前から気になっていたんですがバド会って付き添いの人ありですか?
    羨ましいです。同じ境遇の人が一緒にお出かけ出来るって。今しか出来ないことを楽しまなきゃ✨
    長々とすみません

  • #2

    医療者A (火曜日, 13 9月 2016 21:39)

    動画の方が装着されている機械は、HeartMate3 ではなくて、Heart WareのHVADではないでしょうか。現状のHeartMate3のコントローラーは片側からケーブルが伸びる形状です。

  • #3

    プチ(管理人) (水曜日, 14 9月 2016 12:35)

    吉田こころさん

    私なんかよりずっと大変そうですね。
    確かにICUでは良くしていただきましたが、色々な機器のアラーム音が精神的に辛かったですね。今でも点滴閉塞時のアラーム音を聞くだけ当時の状況がフラッシュバックしちゃいます。
    呼吸器のアラーム音は想像しただけでヤバいです、、、

    VAD会は介助人同伴です。何かあっても私は何も出来ませんので同伴いただくことを参加条件にしています。もちろん介助人以外の方も参加できるようにしています。
    自分で言うのも変(?)ですが、すごく楽しいですよ♪

  • #4

    プチ(管理人) (水曜日, 14 9月 2016 12:39)

    医療者Aさん

    そうなんですね。勉強になります。
    それにしても、あれ程までに体を動かして痛みはないのかと気になってしまいます、、、