心筋治療承認、臨床研究へ iPS本格利用へ一歩

有効性や安全性が課題

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った「心筋シート」を重症心不全患者に移植する臨床研究を厚生労働省が十六日了承し、年度内にも実施される見通しとなった。再生医療の切り札とされるiPS細胞の本格利用に向けた一歩となる。だが有効性や安全性、費用などの面から、本当に実用的な治療になるのかも問われ始めている。