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補助人工心臓を植え込んだサラリーマンが大学のゼミで伝える

年始より風邪を貰ってしまい咳や痰、鼻水と体調がイマイチな状態を過しておりました。
昨夜は我が子が39度超えの発熱、私はいつも通り自室へ引きこもり生活です。

 

今月は何かしらの予定が毎週のように埋まっているので、私の体調最優先でそれらのイベントを楽しみたいと思います。
とりあえず今月一発目のイベントが終わりましたので少しだけレポートしてみます。

一人の心臓移植待機者として大学のゼミで講義

これまでの活動をきっかけに色々な方とご縁を持ち、現在進行形の国内心臓移植待機者として大学のゼミにてお話をさせていただく機会をいただきました。
一昔前であれば今すぐにでも心臓移植が必要なほどの方が人前で話すことはあり得なかったと思いますが、現在は植込み型補助人工心臓という機械の助けもあり心臓移植待機者本人が直接出向いて語りかけることも可能な社会となりました。この数年で心臓移植待機者が直接語りかけるという臓器移植医療の普及・啓発活動の新しいアプローチなのかも知れませんね。

全国には私と同じように積極的な活動されている方が沢山いらっしゃいます。自身の生活や体調が最優先ではありますが、心臓移植待機者が社会で直接語りかける機会が増えることを期待したいところです。

心臓移植待機者やご家族の皆様、未来を変えるために今動いてみませんか?

人間福祉学でのゼミで話したこと

今回は某大学の人間福祉学のゼミにて自身の体験を交えて国内心臓移植待機者としての生活をお話させていただきました。
当たり前ですが皆様お若い!!久しぶりに若い人達に囲まれてちょっとドキドキでした。

また、お話させていただいた学生さんは私が弟を亡くした年齢と同じであることが分りました。

 

弟を最後を看取った経験から始り、人間福祉学と結びつきそうな場面をピックアップして話を構成して客観的、時に心へ訴えかけるようにお話させていただきました。
今回のお話で伝えたかったことは下記の三つです。

  • 傾聴の大切さ
  • 人にはそれぞれ歴史があり、ドラマがあること
  • 相手を尊重する大切さ

補助人工心臓装着差がゼミで話をする光景

使用したスライドのタイトルは「心臓移植のある人生 ~子持ち中年サラリーマンヘン~」としました。

今回のお話では国内臓器移植医療の啓発、推進について直接訴えかけることはあえてしませんでした。

理由として風呂敷を広げすぎても伝えたいことは伝わらない。あくまで一人の人間がどのような体験をし、その時どのような感情を抱いたのかという内容にフォーカスしてお話しました。

これは話の終盤。元気そうに生活しているように「見える」けど、今の状況は薄氷の上を歩いているかのように脆いことを伝えさせていただきました。

なお、写真では写っていませんが学生さんとの距離がとても近いため、すごくフィードバックの多い環境で緊張しました。

学生の皆様にとって補助人工心臓という機械は未知のものであり、話を進めるにあたり想像を膨らませる簡単なクイズも取り入れていました。

制限事項や医療費など、今の生活がずっと持続可能な状況なのかという内容。

話し手としての反省点

年末年始は想像以上に忙しかったこともあり当日利用する資料の準備を後回しにしていました。1週間くらい前から作れば大丈夫だろうと高を括っていたのですが、まさかの体調グズグズ状態で全然仕上がりませんでした。

とは言うものの、これまでにいろいろな素材を作り貯めていたこともあり、そこから今回のゼミに合いそうな素材をピックアップして構成するだけでした。結局、前日に作成するという夏休みの宿題状態となってしまいました。

 

そして前夜に「USBメモリが無い!」ということが発覚して焦りました。

仕事でも同じことですが計画的に準備を進めるべきでしたね、何とかなったので結果オーライですが。

 

 

反省点をまとめると

  • 資料準備の計画がルーズだったこと
  • 話す練習が出来ずに拙い喋りとなったこと

先生、学生の皆様。
パフォーマンスを発揮できず申し訳ございませんでした。

 

ゼミ終了後の大収穫とは?

今回の依頼主であるNさんとお話させていただいた時間こそ大収穫となりました!!

近くのファミレスで4時間ほど話していたと思います、長い時間お付き合いいただきありがとうございました。

自分自身で体験できることは限られます。しかし、当事者より話を聞いて追体験することで補完することは可能だと思います。(今回、私が学生さんへ伝えたことの一つです)

Nさんとのお話で私自身も沢山の追体験をさせていただきました。収穫が多すぎて頭の中を整理するのも大変なほどですが、今後の糧として感じたことを書き出しておきたいと思います。(ブログには載せません)