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「心臓の偉大さ」と「補助人工心臓の怖さ?」

 変なタイトルですが、ある出来事がきっかけで書いてみました。なお、後半のきっかけとなった部分は読み飛ばしていただいて構いません。

心臓の偉大さ

 誰にでもある心臓。人が生きてくためにとても重要な臓器であることは周知の事実です。しかし、自分の心臓が働いている様子を直接見ることはできません。CTやエコーなどの可視化された映像やテレビ番組などで見たことはあるかもしれません。では、心臓がどれほどの勢いで血液を送り出しているのかをイメージできますか?

 

補助人工心臓の怖さ

 私の体は補助人工心臓の助けによって血液の循環が保たれています。それはどれくらいの勢いで補助しているのか?日常にあるもので例えてみます。

EVAHEARTクイズ

 昨日のブログ「あなたはどっち派」で投票の機能テストしていましたが、下記クイズも機能テストの一環でもあります。あなたには正解が分かりますか?
間違えてしまった方、その理由をコメントいただると幸いです。(こちらは運用テストの一環で、答えの内容自体にはあまり意味はありません)

あなたの感想は?

 

回答前のイメージと差がありましたか?それは予想より上でしたか?下でしたか?

私は心臓の働きぶりに驚きました。激しい運動時にはガソリン給油と同じような量の血液を循環させているんですよ!!

改めて心臓の偉大さを感じました。それと同時に、改めて自身の心臓がどれだけ機能を失っているのかを知りました。

また、そのような状況で私の体を支えているEVAHEARTには感謝です。

読み飛ばしていただいて構いません

 先日、金魚を入れている鉢に空気と水を循環させるための水中ポンプが不具合を起こしました。安物だったので仕方がないのですが、水中ポンプをやめてエアレーションだけに変更しました。金魚を飼っていた人であれば一度は観たことがあるであろうコチラです。

 エアポンプが手元になかったので、先日近くの熱帯魚屋にて500円で投げ売りされている小型エアポンプを購入してきました。エアポンプは基本防水ではないので雨に耐えれるくらいの簡易防水処理をしてみました。

 2個100円のタッパーを購入して、電源ケーブルとエアチューブが通る穴を付けただけの簡単なものです。

水が入るとマズイので、電源ケーブル側の大きなザクリ部分は手元にあったグルーガンで密閉しました。(万が一の漏水に備え、底面側にも小さな穴を空けてあります)
電源は屋外防雨型コンセントよりひいています。

 

 そして、不具合の起きている水中ポンプを取り出して思ったのです。アクアリウム全盛期の給排水時に使っていたポンプと補助人工心臓ではどちらのほうが高流量なのか?

調べてびっくり!!

 120cmや90cm水槽をメンテナンスする時に大活躍しておりました水中ポンプです。引っ越し時に処分しましたが、ポンプ流量は600L/時です。1分間にすると10L/分ですよ…

 

それなりにアクアリウムを経験している人なら補助人工心臓の流量(EVAHEARTは最大流量20L/分)がどれほど強いかわかると思います。

 

 アクアリウムのポンプと補助人工心臓のポンプでは求められる精度と役割が全く異なるので直接比較することはできません。しかし、体内に埋め込められるくらいの大きさのポンプでそのような血液流量を確保し、移植待機期間の数年をフォローしてくれる補助人工心臓には感謝です。また補助人工心臓の開発に携わった技術者皆さま、治験を受けられた皆さま、施術・管理を行う医療者皆さまへ感謝いたします。

補助人工心臓が進歩すればそれでよい?

 ダラダラと書いてみます。以前より頭の中を巡っている内容です。

 

 

完全無欠な機械が実現すればそれでもよいかもしれない。しかし、それは実現可能なのか?可能であっても数年で実現するものではないだろうう。

細胞シートでもいいだろう。研究も進んでいる。しかし、何年後に実現するのか?何より心臓移植を必要としている全ての人達へ使える治療法となるのか?

心臓移植が全く不要になる日は来るのか?遠い未来では実現するのかもしれない。完全無欠な補助人工心臓かもしれないし、細胞シートや新薬かもしれない。しかし、今まさに心臓移植が必要な人達は確実にいる。それを忘れてはいけない。

 

遠い未来のために今やろう

近い未来のために今やろう

現在のために今やろう

 

とても急いで心臓移植をしなければならない方もいる。特に幼い子供たちである。その方たちの手段としては小児用補助人工心臓が利用できる場合もあるが、国内では長い待期期間が必要となりリスクもとても大きい。その状況下では渡航移植という選択肢があってよいものだと思う。ただし、いつまでもそこにすがっていてはいけない。自国で移植が受けられる環境を少しでも大きくしなければならない。

そのために今何をしなければならないのか?

まずは問題へ関心を持って頂くことが一つだと思います。そのきっかけはなんでもよいと思う。そのきっかけ作りの一つとして…

 

続きはまた今度