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補助人工心臓ドライブラインの貫通部は毎日チェック、その結果<軽度悪化編>

ドライブライン貫通部の写真 モザイク入り

 私は病院の方針に従って毎日バイタルを測り、消毒時の状況も記録する。体にドライブラインが入り込んでいる部分に変化があったので、久しぶりに写真を投稿してみる。

※病院によって刺入部や貫通部と呼び方が違うだろうが、ここでは貫通部と記す。

ドライブライン付近の悪化は早めの対処が必要

 身の回りには常在菌をはじめとした色々な細菌にあふれているが、ドライブラインはそんな細菌にあふれた体外から体内へ入ってくる。ドライブライン貫通部(付け根分)の状態が悪化すれば、それらの菌への感染リスクも上がる。

悪化初期を見逃したり、適切な対策をせず放置すると瞬く間に酷くなるのはよく聞く話である。私は運がよくそのような経験はないのだが、人一倍観察をしているつもりだ。今回は悪化したと判断し、病院へ貫通部の写真とともに具体的な状況を連絡して指示を仰いだ。

ドライブラインの破れと貫通部からの出血

 私も色々な貫通部の写真を見てきたが、これでも綺麗な状態だと思う。しかし、普段の状況から比べると出血量が多かったこととドライブラインと皮膚の癒着が少し剥離していたので悪化と判断した。

余談だが、ドライブラインのファブリック部分へ穴が開いたのは数か月前の話。数年消毒を続ければこれくらい仕方のないことなのかもしれないが、これ以上に内側へほつれが広がらないよう毎日の消毒処置は慎重に行っている。

貫通部の観察は手鏡とデジカメを使う

ドライブラインを少し持ち上げた状態の貫通部

 直接目視できない箇所は手鏡を利用するが、それでも確認できない場合はデジカメで写真を撮って確認をしている。この写真はドライブラインの固定を外し、少し持ち上げた時の様子だ。
今回、ドライブラインの固定位置を変えて引っ張り気味になっていたようだ。引き気味にした理由は後述する。なお、写真は高圧縮していてわかりにくいがドライブライン下部の皮膚がかなり薄くなっており、皮膚へドライブラインが直接触れないようスポンジ状の衛生材(ハイドロサイト プラス)を挟んでいる。

消毒後のドライブライン貫通部の様子

 消毒の仕上げを行う直前に撮った貫通部の写真。ドライブラインの右下(4時方向)が切れていたようだが、すでに新たな癒着が始まっているようだ。

ドライブライン固定位置を変更し、押し込み気味にした

 ドライブラインが引き気味だったので、今回は押し気味で固定した。普段もこれくらいに押し込んでいるのだが、最近は押し気味により反対側(9時方向)からの微出血が続いていた。そのような状況があったのでここ1週間ほどドライブラインを引き気味に固定をしていた。とはいえ、5~10mmくらいの世界だが…
エヴァハートを植込み手術を受けてもうすぐ丸4年になる、悲しいことだが患者自身の消毒処置はベテラン層に入っていることだろう。それでも自宅で貫通部の状態をキープすることは決して容易ではない、すぐに医師や看護師などの医療者に診てもらえないからこそ、自分で誰よりも注意深く観察する必要がある。私にとって、そこに妥協という文字はない。

明日はどんな状態になっているだろう?

井戸バド会議 1/20(日)19:00~

 1/20(日)19時より井戸バド会議を開きます。その直前に消毒を行うので、井戸バド会議では最新の写真もお届けできると思います。気が向いたら久しぶりに公開消毒してもよいですけどね。

では二日後にお会いしましょう。

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