第八回誰でもVAD会へ参加される河合さんをご紹介させていただきます。河合さんは本交流会の開催メンバーであり、申し込み受付も担当いただいております。体調が許せば当日も参加される予定です。

病気の発覚

発症前の河合さん
発症前の河合さん

2009年2月

河合さんは風邪をこじらせのだと思い、一週間ほど寝込んでいたという。近くの病院へ受診すると心臓肥大による心不全と告げられ、翌日には紹介状を握りしめひとり医療センター(複数の診療科や高度な医療機器を備える中核病院)へ向かった。

 

拡張型心筋症

発作性上室性頻脈

心室頻拍

 

 沢山の病名、症状が告げられた日から「いろんなことが変わっていった」と言う。

ICDを植え込む

2009年3月、ICD を植え込み手術を受ける。

これは河合さんのブログより

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娘 小学1年生

 

どんな思いで母の病気を受け止めているのだろう。

 

こんなにまだ小さいのに。

 

だから、まだ死ねない。

 

あなたがお母さんになるまで・・・

 

生きなくちゃね。

 

ファインダーの向こうに見えた

 

あなたの横顔に誓いながら・・・私はシャッターを切った。

 

何がなんでも生きるから・・。

手術後に病室に来た娘をフィルムカメラで撮った大切な1枚
手術後に病室に来た娘をフィルムカメラで撮った大切な1枚

  ICD植え込み後もリトミック講師やピアノ教師として活躍する一方で主婦業をこなしていた。その裏では塩分6g、水分1ℓなどの制限がついてまわる生活で、決して身体も楽ではなかったのだろう。そして、2012年にはCRT-Dの植え込み手術を受けた。

両室ページング機能付き植込み型除細動器


息子の背番号を縫い付ける母の姿

読んでいて胸が締め付ける想いがした。

ブログより

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2013年7月10日

 

朝の血圧

85の52・・・低いなぁ

 

息子の高校野球の季節になった

 

去年も私は病室だったから

 

自分で2時間かけて背番号を縫い付けて開会式に臨んだ息子。

 

今年も頂いた7番。

 

せめて背番号だけはやらせて…とお願いして

 

病室でチクチク背番号を縫い付ける。

 

応援に行けないけど応援してるからね。

 

言葉にならない想いが胸を締め付ける。


試合後の一枚
試合後の一枚

 翌年はユニフォームへ8番を縫い付け、ライトスタンドからその勇姿を見届けたそうだ。河合さんは当時の様子をこのように綴っていた。

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体が小さかった息子を大きくさせようと

 

とにかく食事を作った。

 

高校生になったら、4食分の弁当を持たせた。

 

おにぎりはマストアイテムである。

 

一体、君は母さんのおにぎりを幾つ食べたのだろう?

 

いろんなシーンを懐かしく思い出す。

 

本当に素敵な経験をありがとう。

心臓移植、補助人工心臓装着の選択

植え込み型補助人工心臓(jarvik2000)の装着手術を受ける二日前の様子
植え込み型補助人工心臓(jarvik2000)の装着手術を受ける二日前の様子

 私が補助人工心臓の植込み手術を受けた3日前の2015年2月10日、河合さんは別の病院で同じく補助人工心臓の植込み手術を受けていた。二人とも離れた地のICUで回復を待つ日々を送っており、その傍らには「我々」を見守るそれぞれの家族がいたのだろう。

 

4人家族を支える大黒柱

4人家族を優しく守る屋根


 第二回誰でもVAD交流会で直接お会いした際、背負っているものの違いに気付かされました。当時の状況や心境については交流会で河合さんご本人よりお聞きしてみてください。

ご参加お待ちしております

 当事者本人のみならずご家族、ご友人の参加もお待ちしております。また、一緒に交流会や患者会、移植医療の普及啓発活動などへ携わってみたい方もご参加いただけたらと思います。

誰でもVAD交流会 申込み


 河合さんも体調と環境が許す範囲で積極的に活動されている方の一人です。臓器提供意思表示カードの普及啓発活動で作成したメッセージムービーも併せてご覧ください。

Yoko Kawaiさんの投稿 2017年8月20日(日)

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